手元供養とは

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手元供養とは
核家族化や生活様式の変化に伴い、葬送や供養に対する考え方や生活事情も時代とともに変化し、 「お墓が遠方のため、墓参りが難しい」 「経済的な理由など何らかの事情でお墓を建立できない」 「仏壇が無い、あるいは置く場所が無いが何かで故人を偲びたい」といったような方が年々増加しています。
「手元供養」はそういった方々の「故人を想う心」を癒す、新しい供養のかたちです。

手元供養品は、最愛の方の遺骨を身近に置くことで、心のよりどころとなり、手を合わせ、或いは握りしめ、故人を偲び、語りかけられる自由なかたちの自宅での供養対象です。

それは例えば、仏壇は置けないが大切な人を身近で偲びたい。遺骨をお墓に納骨すると一人になり淋しいので、一部を身近に置いていたい。 など、手元供養は従来の形にとらわれず、自分らしいライフスタイルや気持ちの表現として、自分らしい、故人らしい供養の想いにお応えする偲びと癒しの対象となっています。

手元供養品は遺骨の扱いで2タイプに大別できます。
(1)遺骨の一部を納めるタイプ。
(2)遺灰や遺骨を加工するタイプ。


手元供養の利用者
●墓はあるが、手元にも置いて故人を偲びたい
●お墓が遠方のため、墓参りが難しい
●お墓の継承者もなく、無縁仏になる可能性が高い
●年齢的、体力的な理由で墓参りが困難
●子供達に心や、経済的面で負担をかけたくない
●そもそも、お墓は不要
●経済的、惑いは、何かの事情でお墓を建立できない
●お骨の始末を、散骨、樹木葬、合祀墓等との組み合わせ
●次三男や、嫁いだ身だが、手元で両親の供養をしたい
●海外に生活や、転勤、引越しなどで墓地の場所が決まらない
●洋風の生活なので、部屋にマッチする小型仏壇と組み合わせ
●仏壇は無いが、何かで故人を偲びたいと考えている人。
●幼いお子さんや、お連れ合いを亡くされ孤独感・寂しさを感じ故人の遺骨を手放せない
など様々なケースの思いに

手元供養の利用例
a) 従来型の墓 + 手元供養
e) 合葬墓 + 自然葬 + 手元供養
b) 合葬墓 + 手元供養
f) 仏壇 + 手元供養
c) 自然葬 + 手元供養
g) 手元供養のみ
d) 従来型の墓 + 自然葬 + 手元供養


変わり始めた「お墓・供養」の考え方
死んだら「○○家の墓」に先祖と入るー。最近、こうした「常識」が変わりつつある。これまでの「○○家の墓」 は、子々孫々での継承を前提としてきた。家族のありようや価値観が多様化し、墓の跡継ぎ問題に悩む人は少なくない。 「子供や孫に負担をかけたくない」「転勤族の子どもや結婚した娘には墓守を期待できない」子どもがいない夫婦やシングルも増加している。 継承者がいなければ、無縁墓として処分されてしまう・・・。そんな事情もあり、「○○家の墓」にこだわらない人が増えている。 なかには墓に納骨しないことを選択する人もいる。例えば散骨。今や「思い出の地に撒いてほしい」と考える人は珍しくない。 「マディソン郡の橋」や「世界の中心で愛をさけぶ」など話題の純愛小説で、散骨がロマンティックに描かれている影響もあるかも知れない。 (中略)愛する配偶者や子どもを亡くし、「遺骨を自分のそばに置いておきたい」と願う人は多い。3年前に公開されたロバート・デ・ニーロ主演の 「ミート・ザ・ペアレンツ」では、祖母の遺灰が入ったつぼが暖炉の上にさりげなく飾られていた。欧米では、こうした光景は珍しくない。そのため骨つばの種類も豊富にある。(中略)
そもそも「○○家の墓」が日本で一般化したのはせいぜい明示末期以降。歴史があるとは言えないのだ。世間体、死への畏怖、家意識、親せきとのしがらみ、慣習。葬送にはさまざまな要素が絡み合う。 しかし立派な先祖墓も、自宅の安置も、散骨、故人を偲ぶ遺族の気持ちには変わりないはず。(中略)
日本でも納骨以外に選択肢が広がっていくのは歓迎すべきことだと思う。
※上記は平成16年4月23日の讀賣新聞に掲載された小谷みどりさん(第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部主任研究員)の投稿文です。 この中に今の時代が求めているの供養のカタチの一つである「手元供養」が明確にあらわされています。



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